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Salineras de Maras(サリネーラス・デ・マラス)と呼ばれるマラス塩田は、インカ時代の前(プレ・インカ)から続くアンデスでも珍し
い塩田として、広く知られています。
アンデスの渓谷から突如流れ出す湧き水は高濃度の塩水であったことから、太古の昔、これを渓谷の斜面に作った塩田で天日干
にすることで、塩の生産が始まったと言われています。
海から遠く離れたアンデスで唯一生産された貴重な塩は、インカ帝国時代、その生産を帝国が一括管理して、広大な領土に分配
ししていたと伝えられています。また、この塩は料理の調味料と言う利用方法以上に、アンデスではチャルキと呼ばれる世界最古
の乾燥食品(リャマの肉をフリーズドライしたもの)を製造する際、生肉をこの塩に漬けて水分を抜いてから乾燥させたことから、ア
ンデス地方の食文化には欠かせない重要な材料と位置付けられていたようです(その他、医療やミイラ加工にも使用されたと言う
説もあるようです)。
現在、この塩の販売を扱う地元のMARASAL社の話では、渓谷の斜面に約3800もの塩田があり、そのひとつひとつが地元の人
々が所有しているとのことでした。塩田での生産が本格化するのは、毎年5月の終わりから6月辺りで、この時期から雨期が始ま
る10月頃まで、塩田では本格的な生産が続きます。
尚、ここで生産された食塩(ヨードを混ぜたもの)は今でも、ペルー南部のアンデス地方を中心に各地へ出荷され、家庭の食卓で使
われています。
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(C)PROMPERU
渓谷に見える塩田。
一見、山の残雪のようにも見える。 |
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塩田の訪問には訪問料を支払う。
神出鬼没でやって来る徴収係の人が印象的。 |
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近づいて見ると、いくつのも塩田に
塩分が含まれた水が溜まっている
のが分かる。 |
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塩田の準備に取り組む住民。
作業の出来が塩の質を左右する。 |
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流れ出した塩水は水路を伝って、
各塩田に注がれていく。 |
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渓谷の上方の穴から塩水が流れ
ている。流れ出すシステムは謎。 |
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塩田に溜まった水が天日に干され
ると、塩が表面に現れる。 |
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(C)PROMPERU
塩の収穫。これを麻袋に詰めてマ
ラスの集荷所へ運ぶ。 |
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トラック輸送の他に、ロバ輸送も。
片道2時間山道を歩く。 |
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【ご注意】
ペルー保険省(Ministerio
de Salud)では、ヨードを混ぜない塩の食用
販売を健康上の理由から法律で禁止しています。よって、ペルーで営
業する弊社のホームページでは、塩田にある未精製の塩について、
食用を薦めるものではないことをご理解下さい。 |
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MARASAL社で精製してヨードを混
ぜた食塩。南部ペルーを中心に流
通している。塩田でも販売。 |
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【マラス塩田 (標高3020m)】
クスコからウルバンバ方面の幹線道路を走って約1時間20分。
途中、幹線道路(舗装道)を外れて未舗装の道を車で移動します。ちなみに、この未舗装の道路には乗合バス等の公共交通機関がありませんので、訪問はできるだけ車両手配されることをお勧めします。
【モライ円形遺跡 (標高3176m)】
マラス塩田から約25分。
マラス村を通って、農道を約9キロ走ったところに遺跡が所在します。 |
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塩田への定期ツアーは催行されていません。訪問は個人ガイドでのツアー、または専用車借上げでの訪問(運転手のみ)
が一般的です。通常、マラスの塩田とモライ遺跡の訪問であれば、専用車の場合、クスコから往復移動を含めて約4時間
程度のコースとなっています。 |
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専用車はBOXカー移動が中心。
各ルートを効率良いスケジュール
で消化しましょう! |
クスコ郊外に出れば、天気の良い
日は雪山が見える。 |
訪問ルートには広大な田園風景が
広がる。 |
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塩田訪問の後、モライの円形遺跡
に行く場合、マラス村を通過する。
写真はマラスのアルマス広場。 |
マラスの村はアンデスの素朴さが
未だに残る、数少ない場所。 |
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【お願い】その他、バスと徒歩で行く方法やタクシーを借上げて行く方法もありますが、これらについては安全と治安上、旅行会社
の立場として、ホームページ上でのご案内は控えております。これらについてのメールでのご質問は、申し訳ありませんが、ご遠
慮お願い致します。 |
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| 塩田で採取される塩の種類は、品質のカテゴリー別に、大きく別けて5種類。それぞれ用途が異なるようです。 |
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SAL YODADA
(サル・ヨダーダ)
ヨードを混ぜた食用の
加工塩 |
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SAL SEDIMENTIZADA
(サル・セディメンティサーダ)
岩塩です。塩田の淵に堆積
した大きなものを砕いてみた
もの |
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SAL EXTRA
(サル・エクストラ)
塩田上層に出来る、良質で
白い塩 |
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SAL PRIMERA
(サル・プリメーラ)
少しピンク色を帯びた塩
日本ではローズソルトとも
呼ばれている。鉄分が豊富 |
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SAL TERCERA
(サル・テルセーラ)
かなり赤みを帯びた塩
家畜用などに利用するとか |
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モライ遺跡は、インカ時代に建設された円形遺跡です。その形状と段々畑から、農業試験場であったと言われており、遺跡を眺め
る平原部分とすり鉢状になった遺跡部分の温度差が異なることから、ここでは様々な気候や温度を想定して試験的に農作物が栽
培されていたのではないかと考えられています。また、考古学者によっては、円形の劇場であったとも推測しており。実際のところ
は、未だ謎に包まれたままとなっています。
モライ遺跡は一般の観光ルートには殆ど入っていない為、ここへの訪問は個人でバスと徒歩(かなり歩きますが・・・)、または専用
車等を借上げて行くかの方法しかありません。また、マラスの町から遺跡への道は人の殆どいない道になっていますので、一人で
訪問される方は十分治安にお気を付け下さい。
ニシカワトラベルでは、訪問ご希望の方に専用車の手配を取り扱いしておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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| 遺跡の手前にあるこの看板が目印 |
遺跡を管理するペルー文化庁の建
物。ここで遺跡入場券を購入。
遺跡周遊券はここでは使えない。 |
ミステリーサークルを髣髴させる円
形遺跡。綺麗な円を描いている。 |
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遺跡は段々畑になっている。
意外と広い。 |
段々畑には階段が!
ここにもインカの技術が光る! |
石を綺麗に削った水路跡。 |
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これが遺跡入場券 約5ドル |
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今もトウモロコシが栽培されている
のは、インカ時代も同じだったか? |
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