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ガイドブックに紹介されている、クスコ市街ハトゥン・ルミヨク通りの12角の石は、あまりにも有名すぎる見学スポット。
しかし、この石よりも更に多い14角の石が存在した!
この二つの石(12角&14角)は共に、クスコ旧市街にある6代インカ皇帝インカ・ロカの邸宅跡(現在は宗教美術館)の壁に残
っている。鉄器を持たなかったインカの人々が、どのようにしてこれらの石を加工していたのかは、現代になってもなお、大きな
謎となっており、未だによく解明されていない。
これまで多くの研究者達が、それぞれいろんな仮説を立てていったようだが、とにかく、我々の想像を絶する膨大な数の職人達
が、相当な時間を掛けて削り上げていったのだろうという意見は一致しているようだ。
という訳で、日本の石材屋さんも唸ってしまいそうな、インカ人達の粘り強い労働力に脱帽するしかない!
そして、そんなガイドの一生懸命な説明にも耳を傾けず、あくまでも宇宙人が作ったと言って譲らない、物凄い日本人観光客(過
去に実在・・・)にも脱帽したい!

(C)Nishikawa Travel

これが12角の石。(スペイン語でPiedra de doce anglosと言う)
幅約1メートル近くある大きなもの。12角の意味については、いろんな人が
色んなことを言うだけに、ガイドの説明もまちまち。
インカの子息が12人だったとか、1年が12月だから12角だとか・・・
本当にそんな意味があったのかは、非常に微妙なところだが、実際、インカ
時代のことで判っている事は、口頭伝承が中心のインカの伝説の中では
非常に少ないと言われている。
ということは・・・ 意外と、全く意味無く作られたのかもしれない!
そう言ってしまうと、ロマンも何もあったものではないのだが・・・

(C)Nishikawa Travel

こちらは、クスコのビール「クスケーニャ」の瓶にデザインされたもの。
このように、12角の石はクスコのシンボルのような存在として、広く知ら
れている。

(C)Nishikawa Travel

クスコ旧市街でも、綺麗で大きな石組みの壁が続くこの通りの中央にある。
ちなみに、この辺りの石に、うっかり手を触れてしまうと、常駐する監視人
(インカの王様の格好をしている市役所職員)に注意されるので、気を付け
よう!

(C)Nishikawa Travel

こちらが14角の石。(スペイン語でPiedra de catorce anglosと言う)
幅30センチ程とモノは小さいが、石材加工の精緻さは、12角を凌いでい
るような感がある。
あまり知られていない、そしてここを見る人は非常に少ないだけに、残念
ながら、この石は本当に目立たない存在だ。
なんとか、これを有名にしてあげる方法はあるのだろうか?あまりにも悲し
く寂しい石である。

【ご報告】
幸いにして、2005年11月発行の「地球の歩き方・ペルー編 06〜07」
にて紹介されました!!!

(C)Nishikawa Travel

14角の石は、見つけるのが難しい。
この画像を、しっかり頭にメモリーしてから探してみよう!
アルマス広場から歩いて行けるので、下の地図を参照して探そう!
ちなみにニシカワ・トラベルのオフィスから非常に近い!

(C)Nishikawa Travel
クスコの町は夜10:00を過ぎると、多くの商店やレストランが閉店します。
賑やかな町の中心より離れたホテル、人通りの少ない路地に位置したペンションやホステルをご利用の方は、夜の街歩きに
十分注意して下さい。
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